○議長(
今井康喜議員) 日程第5 議案第91号 岡谷市
岡谷駅前自転車駐車場条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 経済部長。 〔経済部長 島田 勇君 登壇〕
◎経済部長(島田勇君) おはようございます。 それでは、議案第91号 岡谷市
岡谷駅前自転車駐車場条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由でありますが、裏面にありますように、
違反自転車に対する処理方法を定めるため、改正いたしたいものでございます。 改正の概要でありますが、
岡谷駅前自転車駐車場内において、一定期間を超えて駐車している自転車等の処分方法等について、岡谷市自転車等の
放置防止条例に定める例により処理することができるよう改正するものであります。 それでは、条例改正の内容について御説明申し上げます。 第16条といたしまして、
違反自転車に対する措置について新たに規定するものであります。 内容は、先ほど御説明したとおりでありますが、
岡谷駅前自転車駐車場内において、規則で定める期間を超えて駐車している自転車があるときは、
当該違反自転車を岡谷市自転車等の
放置防止条例第11条及び第12条の例により処理することができるようにするものであります。 附則でありますが、この条例の施行期日は、公布の日から施行するものであります。 以上で説明は終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
今井康喜議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。
今井秀実議員。
◆15番(
今井秀実議員) 15番 今井秀実です。 今、説明のあった岡谷市自転車等の放置防止に関する条例の11条、12条の規定の流れで処分すると、具体的にどんなふうになるか、確認のためにちょっと教えていただきたいと思います。どんなルールで、自転車が結果的に処分されるかというところを教えていただきたいと思います。 あと、この
自転車駐車場の放置自転車というのは、これまでもこのルールによって処分されてきたのかなという思いもありますが、その辺の現状と今回の条例改正の関係など、ちょっと教えていただきたいと思います。
○議長(
今井康喜議員) 経済部長。
◎経済部長(島田勇君) まず、これまでの違反の部分なんですけれども、放置防止に関する条例に倣いまして、一定期間、期限切れですとか、持ち帰りを促す張り紙をいたしまして、そうした上で、それでも取りに来られなかった場合、また、こちらのほうで探してもわからなかった、もしくは御連絡しても取りに来ていただけなかったというようなものについては、一
たん保管場所のほうに移動させていただきまして、遺失物として警察のほうに届け出をして処理をしてきたという形であります。 今後は、これを条例として定めるという形になりますので、一定期間、取りに来られなかった場合は、当然今までどおり所有者の方というのは、あそこはお金を取ってお預かりをしているものですので、そのときに全部登録をしていただきます。ですので、その登録の方というのはわかりますので、その方のところに御連絡をし、そして促すという行動は今までどおりやっていくという形です。最終的には、また保管場所に移動して、警察のほうに届け出をさせていただいて、6カ月間保管をさせていただきます。6カ月間保管をさせていただいて、それでも取りに来られなかったという場合には、市の所有物として今度は処理をさせていただくという形を考えているものでありますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
今井康喜議員) ほかに質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕
○議長(
今井康喜議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第91号は、
経済建設委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△議案第92号の上程、説明、質疑、
委員会付託
○議長(
今井康喜議員) 日程第6 議案第92号 岡谷市
下水道条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者の説明を求めます。
建設水道部長。 〔
建設水道部長 小口博己君 登壇〕
◎
建設水道部長(
小口博己君) おはようございます。 議案第92号 岡谷市
下水道条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 まず、改正理由でございますが、裏面にありますように、
下水道法施行令の一部を改正する政令の公布、施行に伴い、改正いたしたいものであります。 経緯を御説明いたしますと、1・1
-ジクロロエチレンについての
WHO飲料水水質ガイドライン等の変更を踏まえ、
水質環境基準が平成21年に緩和されたことに伴い、平成23年11月に排水の基準が緩和されたものであります。 それでは、条例の改正内容について御説明申し上げます。 条例の第13条の3第1項の規定は、「別表第3に掲げる基準に適合しない汚水を継続して排水して公共下水道を使用する者は、除外施設を設け、又は必要な措置をしなければならない。」と定められておりますが、その別表第3の中の15の「1・1
-ジクロロエチレン」の基準について、「1リットルにつき0.2ミリグラム以下」と定めているものを「1ミリグラム以下」に改正するものであります。 次に、附則でありますが、この条例の施行期日は、公布の日から施行するといたすものでございます。 以上で説明を終わらせていただきますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
今井康喜議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。
今井秀実議員。
◆15番(
今井秀実議員) 15番 今井秀実です。 説明はわかったんですが、1・1
-ジクロロエチレンというものは、どんなような場面で使用されているものなのか。岡谷市の場合、似たような名前の物質でテトラクロロエチレンとかトリクロロエチレンというのが、基板の洗浄とかで大量に使われて、地下水に含まれているとかというようなこともあり、また、そこから、その物質の分解生成物の名前がたしかシス-1・2
-ジクロロエチレンとか、何かそっくりの名前だったりすることもありますので、今、説明のあった1・1
-ジクロロエチレンというのが主にどんなところで使われるのか、岡谷市に影響というか、同様の物質を排出するような事業所みたいのはあるのかというあたりをちょっと教えていただきたいと思います。
○議長(
今井康喜議員)
建設水道部長。
◎
建設水道部長(
小口博己君) 毒性が考えられますさまざまな物質がございます。水質汚濁法の中に二十数項目ございまして、特に上水、下水についてはそれらについて検査をするという法的な義務がございます。その中で、1・1
-ジクロロエチレンについては、主に半導体をつくるときの工程の中で使われる薬品ということでございます。化学物の内容、構成については、細部については私もちょっとわからないところがございますが、その中で人の中枢神経系に障害が考えられる物質とされております。 現在、この条例の中にはございますが、岡谷市においては、これを使用している工場は今のところないということでありますので、そういう状況でございますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(
今井康喜議員) ほかに質疑ありませんか。
武居光宏議員。
◆6番(
武居光宏議員) 6番 武居光宏です。 今、御説明ありました件では、それならあれですが、なぜ緩和されたか、そこら辺のところの理由はおわかりでしょうか。あんまり毒性が少なくなったので、確認されなくなったのでとかという理由なのか。これ、5分の1に緩和された理由ということはわかりますか。
○議長(
今井康喜議員)
建設水道部長。
◎
建設水道部長(
小口博己君) 今お話ししましたさまざまな毒性が考えられる物質につきましては、WHOのほうで世界的な事例等を参照しながら、常に見直しをしているというところがございます。その中で、毒性のリスクの大きさという、程度を勘案する中で今回改正が行われ、それによりまして下水道法も改正がされたという状況でございますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(
今井康喜議員) ほかに質疑ありませんか。 〔発言する者なし〕
○議長(
今井康喜議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第92号は
経済建設委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△議案第93号の上程、説明、質疑、
委員会付託
○議長(
今井康喜議員) 日程第7 議案第93号 平成23年度岡谷市
一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 総務部長。 〔総務部長 宮坂泰幸君 登壇〕
◎総務部長(宮坂泰幸君) 議案第93号 平成23年度岡谷市
一般会計補正予算(第10号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、旧
農業生物資源研究所活用事業、岡谷市
文化会館カノラホール小ホール改修工事、
指定寄附金積立金、
岡谷健康福祉施設ロマネットの休館等に係る
実費等負担金、
介護基盤緊急整備等特別対策事業補助金、
イルフプラザの権利床購入に伴う経費などを計上するほか、
福祉医療費、生活保護費などの扶助費、国の補助金の採択に伴う
道水路等新設改良事業費、
林業施設災害復旧事業費及び県の
緊急雇用創出事業の採択に伴う事業費の追加などを行うもので、総額1億2,417万5,000円を追加いたすものであります。 初めに、12ページをお開きいただきたいと思います。 3歳出から御説明申し上げます。 第2款総務費1項8目
ブランド推進費13節委託料2,100万円及び17節
公有財産購入費2,590万円は、旧
農業生物資源研究所に蚕糸博物館の機能を移転するとともに、新たなシルク文化を生み出す
岡谷ブランドの拠点施設として整備、活用を進めるため、施設整備に係る基本設計及び
実施設計並びに長野県
労働金庫岡谷支店跡地の購入に係る経費を計上いたすものであります。 9目文化会館費15節
工事請負費990万円は、岡谷市
文化会館カノラホール小ホール舞台設備において、経年劣化により不具合が生じるおそれがあることから、改修に必要な経費を計上いたすものであります。 13目財産管理費25節積立金168万円は、指定寄附金として
社会教育施設基金へ1件の10万円、
ふるさとまちづくり基金へ5件の136万円、
病院建設基金へ2件の12万円、育英基金へ1件の10万円を積み立てるものであります。 各基金の今年度末残高の見込みを申し上げます。
社会教育施設基金約2,420万円、
ふるさとまちづくり基金約5億9,230万円、
病院建設基金約1億100万円、育英基金約3億4,100万円となるものであります。 第3款民生費1項1目
社会福祉総務費19節
負担金補助及び交付金1,146万円は、
岡谷健康福祉施設ロマネットにおいて発生した火災及び経年劣化による改修工事の実施に伴い長期休業となったことから、
岡谷健康福祉施設の管理に関する基本協定書第27条の規定に基づく不可抗力によって発生した費用等の負担について、指定管理者である
株式会社やまびこスケートの森と協議が調ったため、必要な経費を計上いたすものであります。 3目
高齢者福祉費19節
負担金補助及び交付金4,480万円は、地域密着型のサービスを実施するため、事業者が行う施設整備に対して県が助成を行う
介護基盤緊急整備等特別対策事業補助金において2事業者が採択を受けたことから、必要な補助金を追加するほか、1事業者について、施設の開設に係る準備経費が県の
施設開設準備経費助成特別対策事業補助金の採択を受けたことから、必要な補助金をあわせて追加いたすものであります。 7目
福祉医療費12節役務費156万4,000円及び20節扶助費3,667万6,000円は、医療給付費の増加等に伴い、事務費の追加及び扶助費に過不足が生じる見込みであることから、それぞれ必要な経費を補正いたすものであります。 おめくりいただきまして、14ページをお願いをいたします。 2項2目児童措置費は、
子ども手当の支給等に関する特別措置法が10月から施行され、
子ども手当の支給額が改正となったことから、制度改正に伴い必要となる
システム改修費として13節委託料108万1,000円を計上するほか、
子ども手当であります20節扶助費1億4,907万円の減額をいたすものであります。 3項2目扶助費5,143万1,000円は、景気低迷に伴う離職及び収入の減少などにより
生活保護受給者が増加し、扶助費に不足が生じる見込みであることから追加をいたすものであります。 第7款商工費1項2目
商工業振興費13節委託料344万3,000円は、本年10月から実施しておりますシルキーバスの実証運行における乗降客の
利用状況調査等に係る経費205万8,000円及び企業誘致の推進や産業振興に向け実施する市内の未利用地や空き工場等の基礎調査に係る経費138万5,000円が県の
緊急雇用創出事業に追加採択を受けたことから、必要な経費を計上いたすものであります。 8目
商業観光施設費17節
公有財産購入費331万円は、中心市街地の活性化のため、
イルフプラザ1階において空き店舗となっている権利床の購入に必要な経費を計上いたすものであります。 第8款土木費2項3目
道路新設改良費13節委託料4,300万円は、17号線鶴峯天白線の
JR夏明踏切付近の
拡幅改良工事について国の補助金の追加採択となったことから、JR東日本へ工事を委託するために必要な経費を追加いたすものであります。 第13
款災害復旧費1項1目
林業施設災害復旧費13節委託料130万円及び15節
工事請負費1,670万円は、平成23年9月の台風により被害を受けた
林道横川山線の
復旧工事等について国の補助金の採択を受けたことから、必要な経費を計上いたすものであります。 以上で歳出を終わりまして、8ページへお戻りいただきたいと思います。 2歳入について申し上げます。 第14款国庫支出金1項1目民生費国庫負担金3節
子ども手当国庫負担金1億4,907万円の減額は、歳出で御説明申し上げました
子ども手当の支給額の改正に伴い減額いたすものであります。 7節生活保護費国庫負担金3,857万3,000円は、生活保護費の追加に対します国からの負担金であります。 2項3目土木費国庫補助金1節道路橋梁費国庫補助金2,150万円は、17号線鶴峯天白線拡幅改良事業に対します国からの補助金であります。 5目災害復旧費国庫補助金1節農林水産業施設災害復旧費国庫補助金1,120万円は、
林道横川山線の災害復旧事業に対します国からの補助金であります。 第15款県支出金2項1目総務費県補助金1節
緊急雇用創出事業費県補助金344万3,000円は、歳出で御説明申し上げましたシルキーバス乗降調査及び産業用地等基礎調査に対します県からの補助金であります。 2目民生費県補助金3節
高齢者福祉費県補助金4,480万円は、歳出で申し上げました民間事業者が行う介護施設整備事業及び施設開設に係る準備経費に対します県から補助金であります。 4節
福祉医療費県補助金1,684万円は、
福祉医療費の追加等に対します県からの補助金であります。 6節安心こども基金事業費県補助金108万1,000円は、
子ども手当の制度改正に伴う
システム改修費に対します県からの補助金であります。 第17款寄附金1項1目総務費寄附金1節指定寄附金168万円は、おめくりいただきまして、次のページまでの説明欄記載の方々からの御寄附いただいたものであります。 第19款1項1目繰越金7,195万8,000円は、財源を繰越金といたすものであります。 第20款諸収入4項2目雑入4節保険金等収入357万円は、福祉医療受給者からの負担金であります。 第21款市債1項1目総務債7節製糸関連施設整備事業債3,390万円は、旧
農業生物資源研究所活用事業に係る市債を計上いたすものであります。 6目土木債1節道路整備事業債1,930万円は、17号線鶴峯天白線拡幅改良事業に係る市債を追加いたすものであります。 11目災害復旧債1節農林水産業施設災害復旧事業債540万円は、
林道横川山線の災害復旧事業に係る市債を計上いたすものであります。 それでは、2ページをお戻りいただきたいと思います。 第1表歳入歳出予算補正、1歳入、次のページの2歳出は、それぞれ所定の書式によってお示ししてあります。 おめくりいただきまして、4ページをごらんください。 第2表繰越明許費でありますが、第2款総務費1項総務管理費は、旧
農業生物資源研究所活用事業における基本設計、実施設計委託料について年度内の完了が困難な見込みとなるため、2,100万円の繰越明許費を設定いたすものであります。 第8款土木費2項道路橋梁費の道水路等新設改良事業及び第13
款災害復旧費1項農林水産業施設災害復旧費の林業施設災害復旧事業につきまして年度内の事業の完了が困難な見込みとなるため、それぞれ補正額と同額の繰越明許費を設定いたすものであります。 第3表地方債補正でありますが、先ほど事項別明細書で御説明を申し上げました地方債の追加並びに変更いたすものであり、所定の書式によってお示ししたものであります。 1ページへお戻りください。 平成23年度岡谷市
一般会計補正予算(第10号)は、第1条で歳入歳出それぞれ1億2,417万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ210億555万6,000円といたすものであります。以下につきましては、説明を省略させていただきます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
今井康喜議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。
三沢一友議員。
◆9番(
三沢一友議員) 9番 三沢です。 12、13ページの民生費、社会福祉費の中で
社会福祉総務費1,146万円ですか、これはいわゆるさきに火災なり経年劣化による傷みがあって、その改修工事のためにというようなことで、休業の補償というようなこと、それはわかりますが、具体的に細かく、どのぐらいの休業期間があったのかということと、これはたしかロマネットについては、入りも出もやまびこが管理しているということだったと思いますけれども、入館料のほかに収入というものはどういうものがあったのか、ちょっとそこらのところをお聞きしたいと思います。
○議長(
今井康喜議員)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(原孝好君) 期間の御質問でございますけれども、全館休業いたしました期間が6月1日、それから7月4日から8月10日の39日間、火災によりましてサウナを中止いたしまして、おふろだけを開いていたという期間が15日間ございます。それから、館の使用料のほかの収入というのは、この期間の中ではございませんでしたので、使用料だけでございます。
○議長(
今井康喜議員)
三沢一友議員。
◆9番(
三沢一友議員) 休業の日数はわかりました。 館の収入、入館料のほかの収入もなかった。だから、当然入館料もこのときはなかったと思うんですけれども、たしかあの中で山の駅だかが営業しているんですよね。その補償というのはどういうようになっているんでしょうか。いや、もうやまびこに任せたって、そういうことになっているのかどうなのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(
今井康喜議員)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(原孝好君) 御質問のとおり、山の駅があの中でやはり営業してございます。この支出1,146万円の中には、山の駅にかかわる分に対しましても実費相当分につきましては補償していくという考え方の中で、6月1日は山の駅は休館になっておりませんので、実際では山の駅の場合38日間休館していただいたという形になっておりますので、その分の実費相当額をこの金額の中で支払っていくという形になっております。
○議長(
今井康喜議員)
三沢一友議員。
◆9番(
三沢一友議員) だから、いわゆる1,146万円の中からやまびこにやって、やまびこのほうから山の駅のほうへということで、金額はどのくらいというようなことは教えていただけますか。
○議長(
今井康喜議員)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(原孝好君) 山の駅の分につきましては132万円、この中に入っております。
○議長(
今井康喜議員) ほかに質疑ありませんか。 共
田武史議員。
◆4番(共
田武史議員) 4番 共田武史です。 三沢議員に引き続いて、
社会福祉総務費、ロマネットについてなんですが、1,146万円の内訳というのは大体、積算根拠みたいのがわかれば教えてください。
○議長(
今井康喜議員)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(原孝好君) 今回補償していく1,146万円でございますが、給与といたしまして541万1,000円ぐらい、消耗品として99万4,000円、光熱水費として381万6,000円、使用料及び賃借料、これリース料の関係になりますが、この関係が101万2,000円、そのほか委託料215万8,000円等、そのほか細かいさまざまなものありますけれども、合計で1,376万3,000円でございます。 それで、先ほど説明いたしました15日分ですけれども、収入が2分の1ですけれども入りましたので、ロマネット利用料の関係230万3,000円ございますので、その分を差し引きまして、今回1,146万円を支出していくものでございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
今井康喜議員) 共
田武史議員。
◆4番(共
田武史議員) ありがとうございます。 休業中に正規職員4名、臨時職員の8名という話を事前にお伺いしているんですけれども、この人たちはこの期間働いていたのか。休業中に消耗品が99万円、また、水道光熱費が380万円という数字はかなり高額に感じるんですが、その辺どういうふうに分析しているのか。 また、サウナについてなんですが、このサウナの故障原因は岡谷市側にあるのか、それとも管理側にあるのか、その辺はどのようになっているのか、御説明お願いします。
○議長(
今井康喜議員)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(原孝好君) 今回、火災が起きました後、市も入りまして、どういう形の中で対応していくかという協議を重ねてまいりました。サウナが休館になっている間は、職員の関係はすべて常勤という形の中で勤務をしていただきまして、休館においては、やはり臨時職員であっても生活という形の中が考えられますので、ふだんは15人程度で館を運営しておりますけれども、半分くらいの職員に出勤をお願いをして対応に当たりました。これ4月に指定管理がかわりまして、あの館に対しましてもまだ職員もなれていない部分があったものですから、来ていただく中で、倉庫の整備だとか、接待することとかいろいろ、館の周りの清掃というような形の中で仕事はやっていただいてございます。それから、正規職員の分4名分はそのまま補てんをしてございます。 それから、消耗品につきましては、火災からサウナを除いて開園するまでの間に、消耗品の中で主なものといたしましては、その中に火災の処理にかかわる関係の薬品とか、そういったようなものの経費をそこで見てございます。 それから、光熱水費の関係は、この間休んでいても、基本料金とか、あるいはかかっていく経費もありますので、その実費分を計算させていただきまして出してございます。それから、リース料とかそのほかの考え方につきましては、12カ月で契約されておりますので、その54日間のかかるリース分に対しては日割りで計算させていただいて支払っていくという形をとってございますので、よろしくお願いいたします。 それから、火災の原因に対する考え方ですけれども、今回の施設は、6月の議会でも追加の修繕料のときにお話をさせていただきましたけれども、4月からやまびこスケートの森が指定管理を受けて、この間を管理を開始したものでありますし、経年劣化で起きた火災でございますので、施設の関係、これは公有財産でございますので、市のほうといたしまして全面的に面倒を見ていくという考え方でございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
今井康喜議員) 共
田武史議員。
◆4番(共
田武史議員) まず、火災の責任ではなくて、サウナが故障して料金を半額にした原因、サウナがどのようにして故障したのか。それは経年劣化なのか、利用者が何らかのことをして壊れてしまったのかということをお伺いしています。 それと、リース料については理解できます。ただ、消耗品について99万円という数字なんですけれども、前回のときですか、市長から説明があったように、軽微な火災、分電盤が燃えるくらいの火災とお伺いしているんですが、この99万円というのはそれを清掃するには余りにも高額だと思います。 540万円の給料のほうも、どのような作業をしているのか。掃除だけで1カ月半くらいで540万円という数字も、少し不思議な数字かと思います。 光熱水費も、通常業務中の光熱水費がどのくらいかかっていて、今回の光熱水費、1カ月ちょっと分というのはどのくらいの差が出てきているのかということをまた教えていただいて、この件について委員会のほうに付託させていただきたいと思います。
○議長(
今井康喜議員)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(原孝好君) サウナが使えなくなった原因ですけれども、これは火災の関係で使えなくなったものでございますので、利用者がどうのこうのとか、そういう形は一切ございません。これは経年劣化の関係でございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 それから、消耗品の関係ですけれども、サウナが火災になりまして、その養生から始まってすべてをしたものでございますので、ただ、天井裏が燃えたからという中でも、確かに被害的には余りなかったんですけれども、においとかそういったもの、それからまた天井裏を全部はがしたりして状況を見ましたので、そういったものに対してなるべく短期間の休業で、利用者のことを考える中では養生をしたりというような消耗品も全部入ってございますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
今井康喜議員) ほかに質疑ありませんか。
武井茂夫議員。
◆12番(
武井茂夫議員) 12番 武井茂夫です。 12、13ページ、2款9目文化会館小ホール改修工事についてお聞きしたいです。 工事の内容がモーター等機械類の改修とお聞きしましたけれども、この990万円というのは、モーター等をまるっきり新しいものにかえていくのか、オーバーホールしてまたそのまま使えるものは使うような工事なのか、その辺ちょっと細かいことがわかりましたらお聞きしたいと思います。
○議長(
今井康喜議員)
企画政策部長。
◎
企画政策部長(小口明則君) 今回の改修の内容でございますけれども、舞台機構のつり物18種ありまして、21台のモーターがございます。それから、床の関係のせりの関係で3台のモーターがございます。これらのモーターそのものではございませんで、ブレーキ、Vベルト、減速機オイル、リミットスイッチの交換を行うものでございますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(
今井康喜議員)
武井茂夫議員。
◆12番(
武井茂夫議員) これは、その管理をしていただいている会社からの工事費の見積もりというのをいただいているかと思いますけれども、別にほかからの見積もりというのは特にとったりはしていないのでしょうか。
○議長(
今井康喜議員)
企画政策部長。
◎
企画政策部長(小口明則君) こうした舞台設備につきましては、それぞれのホールごとで特注といいますか、そのホールなりきの仕様でつくられております。したがいまして、今回の改修に当たりましては、当初のこの設計施工したところから見積もりを徴収いたしまして、それをもとにして計上しているものでございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
今井康喜議員)
武井茂夫議員。
◆12番(
武井茂夫議員) ありがとうございます。 そうすると、見積もり金額が妥当なのかどうなのかという、そのあたりがやはりちょっと不安に思いますので、また委員会のほうでしっかり論議していただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
今井康喜議員) ほかに質疑ありませんか。
今井秀実議員。
◆15番(
今井秀実議員) 15番 今井秀実です。 14ページ、15ページですが、7款商工費の
商工業振興費が県の緊急雇用の関係ということで、何日間、何人分かという部分を教えていただきたいと思います。 それから、一番下の災害復旧の関係ですが、
林道横川山線ということで、かなりメーンの道路のところを直していくのかなという感じがしますが、繰越明許でやるという話ですが、いつごろ完成予定で工事が予定されているのか、その2つについてをお伺いしたいと思います。 すみません、もう一つありました。順番がちょっと戻りますが、7款の商工費の8目のほうで
イルフプラザ管理事業費ということで、権利床を購入するということで331万円ですが、たしか1階の部分だったかと思うんですが、ここは店をつい最近までやっていたところだったかなと思いますが、その辺の状況。それから、この
イルフプラザの1階、2階が3階、4階とうまく連動をとってにぎわいということが必要かと思うんですが、その辺の状況などちょっと教えていただきたいと思います。
○議長(
今井康喜議員) 経済部長。
◎経済部長(島田勇君) まず、緊急雇用の関係なんですけれども、2つございまして、1つはシルクバスの調査の部分でございます。これは、平成21年2月に調査を行っております。来年の2月にまた同じ時期にというか、同じところで比べたいということがありますので、来年の2月に調査を実施をしたいというふうに思っております。 調査の方法につきましては、調査員がバスに乗り込みまして、乗降人数を把握しながら、乗客の方々に対しまして、目的ですとか、行き先ですとか、そういったことを聞き取る形で行ってまいりたいというふうに思っているものでございます。 人数は4人で31日間というふうに考えております。 それから次に、未利用地ですとか空き店舗、それから空き工場等の調査でございます。こちらのほうにつきましては、1月から来年の3月までを予定をしております。先日の全員協議会でもって、加茂の工業用地につきまして公募を行っていくということで御報告をさせていただきまして、現在、公募を行っている最中でございます。これによりまして、岡谷市が持つ用地というものがなくなるということもございますので、岡谷市内の現状をもう一度把握させていただきまして、今後の市内企業を含め、いろいろな問い合わせに対してちゃんとした回答ができ、また、御紹介ができるような形にしていきたいということで、まず来年1月から3月までの間に調査を行いたいというふうに思っております。 人員的には、調査につきましては2人を予定をしております。できれば、調査しただけでは意味がございませんので、引き続き来年度には今度それをもとにしたデータづくりというのをちゃんとしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。 これは、40日間を予定をしております。 それから、
イルフプラザの部分ですけれども、これにつきましては今まで丸太屋さんがずっと営業をしていただいていたんですけれども、いろいろな状況がございまして自己破産をされました。それに伴いまして、あそこがあいてしまうという形になります。当然その処理につきましては、権利を持ってらっしゃる丸太屋さんを含めまして、また、金融機関、保証協会、それから他の地権者の皆様とそれぞれ御相談をさせていただきました。あのままの形にして、例えばそれが--当然負債等がありますので--他の第三者、例えば競売が行われたときに、どのような形で、どのような方が購入されるかもわからないという状況になりますので、御相談させていただいて、そして市として鑑定をさせていただいて、その鑑定価格をもとに今回購入をさせていただくという形でございます。 これにつきましては当然、保証協会のほうとも御相談をさせていただいて、これで抵当については解除していただけるという形になりますので、よろしくお願いいたします。 それから、もう一つですけれども、3階、4階が今カルチャーになっています。4階は一部飲食も入っているんですけれども、そことの連動というのは確かに重要なことだと思っております。ただ、当初3階、4階、特に3階につきましてはシャワー効果という部分を大分期待したところがございます。しかし、今の商店というか、要するに買い物の動向といたしましては、シャワー効果というのは昔ほど多くはなってきておりません。そういう形でいくと、もう少しどういった形で連携できるかというのは今後の中で検討はしていかなければいけないというふうに思っております。 それから、
林道横川山線でございますが、これにつきましては、ことしの9月19日から21日にかけての台風15号に伴う豪雨によりまして斜面が崩落をいたしまして、ロックネットを突き破りまして、それで林道の半分ちょっとくらいまで埋めてしまったという状況でございます。これを、県を通じ国のほうに災害の補助対象としていただきたいということでお願いをしてきたものでございます。 場所につきましては、長命水があるんですけれども、それより100mか200mくらい下のところでございます。下のほうですので、よろしくお願いいたします。 竣工は、平成24年9月ということで予定をしておりますので、よろしくお願いします。 以上です。
○議長(
今井康喜議員)
今井秀実議員。
◆15番(
今井秀実議員) 内容にもわたって丁寧に答えていただき、わかりました。 それで、緊急雇用の関係ですが、シルキーバスの関係が4人、31日間ということで期間は非常に短いですが。それから、産業振興関係で2人ということで、雇用がこういう形でも確保できるというのは喜ばしい部分があると思うんですが、たしか県の緊急雇用は今年度限りというような形で進んでいるかと思うんですが、ちょっと関連して、来年度以降この緊急雇用という、今の景気状況では非常に重要な案件がどうなりそうかというような見込みがもしわかりましたらお願いしたいと思います。 それから、林道の関係はよくわかりました。 それから、
イルフプラザの関係で、状況もわかって、どうして市がこのような権利床を購入していかなきゃいけないというような理由もある程度わかりましたが、活用されないと、ただ市が持っただけというふうになるかと思うんですが、どんなふうに活用していくのかという部分、先ほどのシャワー効果というようなこととも関連するかと思うんですが、そこの部分についてお願いしたいと思います。
○議長(
今井康喜議員)
企画政策部長。
◎
企画政策部長(小口明則君) 緊急雇用の関係の来年度以降の見通しということで御質問いただきました。 詳細については、まだ県のほうから具体的にいただいておりませんけれども、現時点で聞いているお話としては、市が直接雇用するような形では認められないと、委託事業でしていかないといけないというようなことが言われております。それから、分野につきましても、重点分野というようなことで、介護の分野ですとか、観光の分野ですとか、環境の分野ですとか、一定の範囲が限られてくるというような、そのようなことが今情報として入ってきております。 したがいまして、現在、新年度予算編成の中で、いかにこれを活用していくかというようなことで今協議を進めている、そんな状況でございますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(
今井康喜議員) 経済部長。
◎経済部長(島田勇君) 購入をさせていただいた後の活用という部分でございますけれども、当然それはあのままにあけておいて、ほかの用途というのは考えてございません。物販をするところという形で、できればそういったところに入っていただきたいということで、今後、調整を進めてまいりたいと思っています。現在、あいている状況を見た市内の商店の方を含めまして、借りられるかというような問い合わせもございますので、今後、もし市のほうで取得をさせていただいた後は、それらについてもう少しPRをしてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 それから、先ほど私答弁をさせていただく中で、自己破産というお話をさせていただいたんですけれども、現時点においてはまだそこまでは至っていないということでございます。一たん営業を停止して、そして今ある資産を処分をして、それで解決がつくものであれば解決で努力をしていきたいという方向でございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
今井康喜議員)
今井秀実議員。
◆15番(
今井秀実議員) わかりました。 緊急雇用の関係は、今答えていただいたような内容で推移しているようですが、ちょっと関連の話なんですが、ここが継続して、しかも内容がよいものになるような形の働きかけも、ぜひお願いしたいと思います。 それから、
イルフプラザの権利床の関係は、とりわけあの1階、2階がどういうふうに活気あるものにしていけるかという重要な課題とかなり結びついていると思いますので、委員会のほうでそのことにも触れて議論を深めていただきたいと思います。
○議長(
今井康喜議員) ほかに質疑ございませんか。 田中 肇議員。
◆11番(田中肇議員) 11番 田中 肇です。 12ページ、13ページの1款総務管理費8目
ブランド推進費のところでお尋ねをいたしますが、設計等の委託料の2,100万円の委託先がどこかということと、新聞発表もされましたけれども、あのイメージ図で発表されると、市民の皆さんはそういう形でできるんだなというような期待をしてしまうと思うんですが、これはそういう前提ではないということも聞いているんですが、そのところをもう一度確認したいと思います。これは誤解を招いているというふうに思います。 それから、岡谷市の関連団体があるわけですけれども、そこの検討委員会でもこれ検討されて出てきたものかどうかということを確認させていただきたいと思いますが。 それから、重要な事業がいろいろここで同時に進められようとしているわけですけれども、私から見ても、予算がとれれば本当は、旧
農業生物資源研究所のところはもう全部壊して、全く新しい形での建物とその内部が近代化されて、来館される方々に喜ばれるようなものが欲しい、本当にそういうふうに思うんですが、そういったことの提案はしてこなかったのは、予算的に厳しいだろうということの思いがありました。ですが、今回この改修を進めるということが、今ここで進めるということが本当に必要なのかどうかというあたりは、実は市民の方々からも、「それ不安だよね」ということのお声も聞いております。改めて、市のお考えをお聞かせいただきたいというふうに思っています。 そして、ちょっと項目変わりますけれども、14ページ、15ページの7款1項2目
商工業振興費の中で、今、
今井秀実議員のほうからいろいろ聞いていただいて、大分わかりましたけれども、県のほうの緊急雇用調査という中で急遽やるということですけれども、冬場にやるということでは、乗降の方々の、特に高齢者が利用しない時期に当たるのではないかなというふうにも思うんですが、例えば年間を通して調査をしていって、1月、2月、3月というときの対比の中でどうかと、あるいは今回ルートが変わったりしているわけですから、平成21年度に調査されたということですけれども、同じ時期にことし調査しても、それがどういうことになるのかなということ、その目的あたりをもう一度明確にしていただきたいというのと、どんなふうに活用されるのかなというあたりもちょっとわかりませんので、その辺のところをお尋ねしたいというふうに思います。 それから、8目の
イルフプラザの件ですが、この購入によりまして市が持つ持ち分、これは全体の権利床のどのくらいになるかということと、経費的には
イルフプラザ全体の共益費等で市の負担金がどういうふうになるかというあたりについてお尋ねしたいと思います。
○議長(
今井康喜議員)
企画政策部長。
◎
企画政策部長(小口明則君) 製糸関連施設の関係の設計等の委託先ということでまず御質問いただきましたが、まだ決定はしておりません。当然、既存建物を博物館的な改修にしていくというようなことがございますので、そうした博物館などの展示設計を主体とした実績のある業者ということになろうかなというふうに考えているところでございます。今後の検討の部分でございますので、よろしくお願いします。 それから、イメージ図につきましては、まさしくイメージ図でございます。全員協議会の際に御説明させていただいてとおり、一つの例としてわかりやすくといいますか、一ついろいろなイメージを膨らませていただくために提示をしたものでございますので、まだ決まっているものではございませんので、今後の中で検討をさせていただきます。 それから、関連団体の関係の御意見ということでございますが、全員協議会の際に御説明をさせていただきましたとおり、シルクの関係では、市民グループの近代化産業遺産を伝える会の皆さんでございますとか、あるいはふるさとの製糸を考える会といったような、そうしたグループがございます。こうした代表の方、それからNPOシルク文化協会の方、さらには製糸の今、機械類等を扱っているメーカーさん等もございます。そうした方々も含めまして意見交換しながらやってきたところでございますので、その内容を盛り込んで活用構想案というような形になっているところでございます。 それから、全く取り壊して新しいというようなお話もいただいたわけなんですけれども、そもそも旧
農業生物資源研究所にございます貴重な製糸機械類を散逸をさせない、そのためにぜひあの機械類を岡谷市として取得をしていきたいというようなことの中で、建物と一体として譲渡を受けたものでございます。財政状況等も勘案する中で、この建物を改修をしてまいりたい、そんなふうに考えておりますので、御理解を賜りたい。 また、今ここで進めるべきときなのかというようなお話もございましたけれども、新病院の建設に伴いまして、現在の蚕糸博物館は取り壊しをせざるを得ない状況もございます。また、蚕糸博物館そのものもかなり手狭でございますし、老朽化も進んでいる、そのような状況もございまして、この機会に旧
農業生物資源研究所のあの建物をぜひ活用させていただきながら、さまざまな機能をそこに集約をしてシルクの拠点、
岡谷ブランドを発信できるような、そんな施設にしてまいりたいと考えておりまして、この時期に一定の年数をかけるわけでございますけれども、きちんとした整備をしてまいりたい。また、その施設を、運用等も含めまして、成長させていきたい。そして、この岡谷市のまちづくりというものを進めてまいりたい、そんなふうに考えておりますので、財政事情等も考えながら、慎重に今後も検討を深めながら取り組んでまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(
今井康喜議員) 経済部長。
◎経済部長(島田勇君) まず、シルキーの関係の調査の部分でございますけれども、先ほども御説明したとおり、前回、平成21年に行っております。このときには、6月、9月、12月、2月の計4回を行っております。平成23年度、ここで実証実験というか、これが始まったわけですので、まずは来年の2月に緊急雇用を利用させていただきまして、それで調査をしたい。 ルートという部分でございますけれども、ルート変更というよりも、今回の場合は若干ルート変更もございますけれども、時間等の変更もさせていただいたということで、利用者の方からいろいろな御意見をいただいている部分もございます。そういうことも含めまして、2月にまずは調査をさせていただいて、その結果を岡谷市地域公共交通活性化協議会のほうにその報告をさせていただいて、今後の実証実験というか、実証運行に生かしていきたいというふうに考えているものでございますので、よろしくお願いいたします。 それから、
イルフプラザの部分でございますけれども、今回、購入をさせていただくところですけれども、面積的には0.22%でございますので、0.22%が増になります。結果といたしまして、岡谷市の持ち分といたしましては約90%の89.71%になります。 それから、年間の共益費でございますが、30万円程度というふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
今井康喜議員) 田中 肇議員。
◆11番(田中肇議員) 答弁ありがとうございました。 イメージ図は、これは関連団体等の方々も検討されたということですので、ちょっと私が聞いている範囲と違うかなと思いますが、そういうことにしておきます。 今、ここで進めなければならないというのは博物館の移転がありますので、その収蔵品等が行き先がないということになりますし、将来的に旧
農業生物資源研究所を活用していこうということは、私はこれは大事なことだと思っていますが。ただ、非常に厳しい国の状況がありますので、本当に予算的なことも含めて、そして岡谷市の起債の状況というのもちょっと、将来的な起債のあり方といいますか、これがどんなふうに財政的に影響していくのかということが見えてきておりませんので、旧
農業生物資源研究所に全部移転しなければならないということになるのか、ほかの活用も考えられるのか等、いろいろなことを含めてですね。これは、市民の皆さんもどんなふうに受けとめているのかというあたりの全体の議論もまだできていないのではないかなという部分では、もう一度その辺の議論を見直さなければいけないんだろうかというふうに思っております。この辺のところについては、もう一度お聞かせいただければと思っております。 それから、先ほどのお話で、今の
商工業振興費のほうですけれども、時間変更が主だということの中で、2月、6月、9月、12月ですか、4回やったということでありました。そうすると、結果によってはまた時間運行の変更、あるいはルートの変更も考え得る可能性があるということなのかなというふうに思いますが、その辺あわせてもう一度、恐れ入りますが、お願いいたします。
○議長(
今井康喜議員)
企画政策部長。
◎
企画政策部長(小口明則君) 1点、イメージ図のところで、誤解のないようにお願いしたいと思いますけれども、関連団体の皆さんもあの絵がいいとか、そういうことではなくて、外観は大切だよねというようなことの中で、外観にも少し工夫が必要ですねという、そんな御意見の交換をしているということでございますので、あのイメージ図そのもののいい、悪いというような、そんな議論はしてございませんので、よろしくお願いしたいと思います。あくまでもこれからの部分でございます。 それから、国等大変厳しい状況の中でというようなことで、東日本大震災以降の国の財政状況というようなことでの御質問かと思います。私どもずっと病院の建設予定地を決める中でも当然、旧文化センター跡地ということになれば、蚕糸博物館、美術考古館等の移転も必要というようなことを前提といたしまして、トータルで岡谷市のまちづくりを考えながら事業計画を立ててきております。したがいまして、今後の見通しという部分で、いろいろな厳しさというものは当然想定もしながら、ですから、事業の部分でも経費ももっと圧縮ができないかとか、そういう工夫をしながら考えているところでございますので、よろしくお願いをしたいと思います。
○議長(
今井康喜議員) 経済部長。
◎経済部長(島田勇君) シルキーにつきましては、先ほども御説明させていただきましたが、現在はあくまでも実証運行でございます。この10月から始まりまして、3年間を一応実証運行というふうに考えておりますけれども、その中でさまざまな御意見をいただき、最終的に一番よりよいものにしてまいりたいというふうに考えております。 当然、今回の実証運行をやっていく中で、例えば利用が全然ないというようなルートにつきましては、逆に、要するにそこを廃止していくということも一つ考えられるのではないかというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
今井康喜議員) 田中 肇議員。
◆11番(田中肇議員) ありがとうございました。 イメージ図でも、いずれにしても新聞に出ると、こういうところにこんなに、相当これお金がかかるぞみたいな話がちまたに飛び交ってしまうわけなんですね。ですので、お金のあるときなら、本当に先ほど申し上げたように、すばらしいものをつくってもらいたいという気持ちはあるんですが、いろいろ同時に大きな事業が進んでおりますので、時期をずらしてでも、岡谷市の財政が安定してくる方向を見ながらでも、また、それまでの間は仮住まい的なことであってもというようなことで進めていったらどうかというようなところも含めて、市民議論をどういうふうに巻き起こしていくのかといったようなことも含めて、どういった形で市民の皆さんの御意見を取り入れていくのか。先ほどの検討委員会の方々の意見を重んじることは非常に重要ですけれども、それだけでなくて、もっと広い範囲で聞いて集約していくのかどうかを含めて、委員会のほうでもって煮詰めていただければというふうに思います。
○議長(
今井康喜議員) ほかに質疑はございませんか。 浜 幸平議員。
◆7番(浜幸平議員) 7番 浜 幸平です。 14ページ、15ページになりますが、7款商工費の8目
商業観光施設費、
イルフプラザの権利床の購入についてでありますけれども、購入に至る経緯等につきましては今説明がありまして、理解いたしましたし、個人の負債の弁済にこういったものを充てていくということで前向きでありますし、方法としてはそういう方向であろうというふうに思います。しかしながら、現在営業中の他の権利床を持っていらっしゃる方々は、たしか7人ぐらいはいらっしゃるのかなというふうに思います。 以前、岡谷市もララオカヤにおきまして、あのビルはもう商業ビルではありませんが、権利床の購入ということが1件あったかと思います。あの場合と今回はちょっとケースが違うのかなというところで、この適正価格についてどのような考え方で、もしくは基準としてどんなところからそういったものが出ているのか、そこをお聞きしたいと思います。
○議長(
今井康喜議員) 経済部長。
◎経済部長(島田勇君) 買い取りの今回の価格でございますけれども、不動産鑑定をしていただいてございます。不動産鑑定をしていただきまして、それをもとに交渉をさせていただいて、この金額で決着がついたという部分でございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
今井康喜議員) 浜 幸平議員。
◆7番(浜幸平議員) わかりました。
イルフプラザ建設以前から、地権者の方々もいらっしゃったり、また、そうでなく、権利を買われて入られた方々もいらっしゃると思います。金額がここで確定しますと、やっぱりそういうところへも影響が出る。それから、現在営業中でいらっしゃる方々も、それぞれの権利の持ち分によって面積が多分変わっているかというふうに思うんですね。一概に鑑定で出た、不動産鑑定の金額ということですが、そのあたりの配慮というのはいかがなんでしょうか。
○議長(
今井康喜議員) 経済部長。
◎経済部長(島田勇君) 鑑定価格を比較させていただきますと、平成14年4月に一度鑑定を、東急さんから購入するという部分がございましたので、鑑定をさせていただいております。あれから約9年ほどたっているわけですけれども、9年たって当然、土地、建物とも目減りしているという言い方がいいのかどうかわかりませんけれども、鑑定額としては減ってきております。私どもは、片方で当然そこに入っていらっしゃる方を何とか救いたいという思いがありますので、高くというのもありますけれども、かといって、やはりこれは市費を投入するものでございますので、そこは鑑定を一つのよりどころとさせていただいたというものでございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
今井康喜議員) 浜 幸平議員。
◆7番(浜幸平議員) わかりました。 3回目になりますのであれなんですが、今入っている地権者の方々、もしくは権利床を購入されて出られた方々との話し合い、もしくはあそこに大手の食品スーパーがあるわけですが、5年に1回の更新が2年に1回というふうなことに今なっているかと思います。何とかこの流れを絶やさない方向でいけばいいわけでありますけれども、具体的に金額が出てきますと、それぞれの事情がそれぞれの地権者ごとに違っていますので、目減りしたというような今お話があったと思います。確かに、その方向だと思うんですが、そういう中でこれからも営業を続けていくというビルでございますので、ララの場合とはケースが違うということで、これは委員会のほうでその適正価格の基準もしくは考え方、とらえ方等を審議していただければというふうに思います。
○議長(
今井康喜議員) ほかに質疑はございませんか。 〔発言する者なし〕
○議長(
今井康喜議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第93号は、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれの所管の委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△議案第94号の上程、説明、質疑、
委員会付託
○議長(
今井康喜議員) 日程第8 議案第94号 平成23年度岡谷市
病院事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 事務部長。 〔事務部長 青木芳男君 登壇〕
◎事務部長(青木芳男君) 議案第94号 平成23年度岡谷市
病院事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、現在、岡谷病院で紙カルテの運用に使用しておりますカルテ管理システムが老朽化によりふぐあいが発生しており、当システムが機能しなくなった場合、診療に大きな支障を来すおそれがあることから、平成24年度に導入を計画していた電子カルテシステムを前倒しで導入するため、建設改良費の増額をお願いするとともに、あわせて企業債償還金の追加をいたすものであります。 電子カルテシステムにつきましては、現在使用しております診療の予約や検査の依頼、指示などを行うオーダリングシステムに新たに症状、所見、評価、計画などの診療録を記録するための機能を加えたシステムであります。 なお、電子カルテシステムの導入に当たりましては、新病院への移設を前提に、できるだけ早期に導入することにより職員のシステム操作の習熟度が増すことや、さまざまなノウハウの蓄積により、新病院での円滑な運用が可能となるものであります。加えて、電子カルテを活用した医療機関の連携システムの構築を目的とした信州メディカルネット協議会が本年9月に発足いたしましたが、こうした病病連携の動きも見据えまして、早期に導入をいたしたいものであります。 それでは、補正予算書の3ページをお開きいただきたいと思います。 補正予算実施計画の資本的収入及び支出でございますが、初めに支出から御説明いたします。 第1款1項2目器械備品費につきましては、電子カルテシステムの導入に係る費用3億8,000万円の追加をいたすものであります。 2項1目企業債償還金につきましては、企業債償還利率の確定に伴い元金償還額に不足が生じるため、4,000円の追加をいたすものであります。 次に、収入について御説明申し上げます。 第1款1項1目企業債につきましては、電子カルテシステム導入の財源として3億8,000万円の追加をいたすものであります。 それでは、1ページをごらんください。 平成23年度岡谷市
病院事業会計補正予算(第1号)第2条は、業務の予定量を記載したもので、4、主要な建設改良事業の医療機械器具整備事業の事業費に3億8,000万円を追加し、4億3,000万円とするものであります。 第3条は、前段は資本的収支の補てんについて改めるものであり、後段は先ほど3ページの実施計画で御説明いたしました内容を款項の単位でまとめたものであります。 第4条の企業債の補正につきましては、医療機械器具整備事業に係る企業債の限度額に3億8,000万円を追加し、4億3,000万円に改めるものであります。 第5条の重要な資産の取得につきましては、予定価格が2,000万円以上となる資産の取得として電子カルテシステム一式を記載しているものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
今井康喜議員) これより質疑に入ります。 質疑ありませんか。
武井茂夫議員。